大阪港について

現況

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大阪港は、波静かな大阪湾の中心に位置し、気象海象条件が良いため、難波津とよばれた古代から朝鮮半島や中国など大陸との交通の要衝として発達し、1868年(慶応4年)に近代港湾として開発してからは、本格的な築港工事により施設整備を行ってきました。

その後、港の利用促進や産業貿易の発展に伴い、わが国屈指の貿易港として、北米欧州地中海豪州アジアなど、世界約150の国と地域、約600の港と結んでおり、なかでも東南アジア、中国をはじめとするアジア諸港とは密接な海上輸送網で結ばれ、アジア地域との強い結びつきを有するとともに、今日では、人口約2100万人を抱える近畿圏の生産消費活動を支える重要な役割を担っているところであります。

今後とも、大阪都市圏を支える社会基盤として、次世代に安心して引き継げる持続可能な港湾づくりに向けて、施設の耐震化や機能更新、関係機関などと連携した防災減災対策を強化していくとともに、国策である国際コンテナ戦略港湾施策を強力に推し進め、産業の活性化に貢献するとともに、豊かで安定した市民生活を支える西日本のゲートポートとして、また、東アジアの国際ハブポートとして機能できるよう、港の機能強化に取り組んでいきます。

 

位置

大阪港は大阪湾の北東隅に位して大阪市の海の玄関をなし、対岸に淡路島をのぞみ、南は大和川を隔てて堺市に接し、北は神崎川を挟んで兵庫県と対している。

面積

港湾区域(水域)4,684ha
臨港地区(陸域)1,979ha
合計 6,663ha

自然条件

(1) 海底土質 大部分約1~2mの沈泥に覆われ、その下は10~15mの粘土層で錨泊に好適である。

(2) 風光風速 平成25年中の最多風向は、西南西(18.8%)次いで、北(12.7%)北北西 (11.7%)西(11.1%)となっており、平均風速は3.3m/秒である。

(3) 潮 位 さく望平均満潮面 O.P.(+)2.18m(平成20~平成24年5年間平均)

さく望平均干潮面 O.P.(+)0.58m(      〃       )

平均潮位 O.P.(+)1.49m(     〃       )

過去の最高潮位 O.P.(+)4.24m(昭和36年9月16日)

過去の最低潮位 O.P.(-)1.53m(昭和26年12月30日)

東京湾中等潮位 O.P.(+)1.30m

※O.P.(Osaka Peil:大阪水準基準面)

大阪天保山における明治6年4月~明治13年4月の潮位観測の結果から、明治7年中の最低潮位をO.P.±0.0mと定義したものであるが、昭和10年以降は明治40年毛馬洗堰翼壁上に設置された毛馬基標(O.P.+4.697m)を基標として使用していた。その後、昭和41年に国土地理院一等水準点「基21」標石(茨木市大字福井)にO.P.基準点を移すと同時に、同標石下65.4235mをO.P.±0.0mと定義して以降はこれをO.P.基標として使用している。

(4) 潮 流 防波堤外の潮流は主として南流で単純であり、港内外とも流速は比較的弱く(大潮落潮時約0.5~1ノット)航行中の船舶に対し影響はない。

(5) 霧   冬季早朝時に発生するが、風速4m/s以上で消散する。

施設(2014年7月現在)

  • 大型係船岸:40か所18,181m(水深5.5m以上)
  • ドルフィン:17基
  • 防波堤:4,103m 波除堤:1,048m
  • 上屋:81棟240,337㎡
  • 荷さばき地:918,081㎡
  • ガントリークレーン:4基
  • 臨港道路:6km
  • 臨港緑地:482,939㎡

港勢(2015年速報)

  • 入港船舶隻数:22,613隻(うち外航船:5,242隻)
  • 総取扱個数:2,221,828TEU
  • 総取扱貨物量:79,970千トン
  • 貿易額:8,421,151百万円(大阪税関資料による)